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桑江中学校で出前授業を行いました!(沖縄平和啓発プロモーション事業)

はいたい、ぐすーよーちゅううがなびら!うなぁ沖縄のスタッフ神山です。

2023年10月24日に桑江中学校で3年生129名を対象に、御万人ぴーすふるアクションの出前授業を行いました!

担当の先生は、7月に行われた、読谷村フィールドワークに参加してくれた方で、そのつながりで今回受け入れてくださいました✨

そのフィールドワークの模様はこちらでご覧になれます(→https://umanchu-heiwa.com/post-332/)

 

〇プログラム〇

1. オープニング

2. 難民問題を考える

3. ガマのワークショップ

4. 先生方による、朗読

5. Hope Dream Future

 

1. オープニング

 最初に沖縄県子ども生活、福祉部、女性力、平和推進課の大湾副参事から事業の説明をしていただきました。

2. 難民問題を考える

授業の導入として世界で起こっている紛争に巻き込まれた難民の写真を使い、今世界で苦しんでいる人々のことを学びました。

3. ガマのワークショップ

今回の授業のメインであるガマのワークショップでは、大きなガマ、小さなガマに分かれて、その中で誰と一緒に逃げるかを選択してもらいました。

4. 先生方による、朗読

ガマのワークショップを経験した後は、実際にチビチ窯で集団自決に遭遇した方の証言を国語の先生に読んでもらいました。

5. Hope Dream Future

最後に、この悲惨な戦争の出来事を学んだ中学生が綴った歌、Hopeドリームフューチャーの歌詞を見ながらどのような未来を描いていきたいか、曲を聞き、クラスの中で話し合ってもらいました。

 

〇生徒の感想

「今回戦争について学ばせてもらって、自分は体験者ではないし本当に悲しい思いをしたことについてはわからないけど、今体験者が高齢者になり、どんどん出来事を継承していくことができなくなっているので、少しでも自分たちが学んで大人になった時伝えていきたいと思いました。また、戦争だけでなく原爆や平和についてなどいろんな面での学習に挑戦したいとも思いました。

体験型の講和的なのは初めてだったし、今までのと比べて気持ちが動いたり、わかりやすいと思ったりして、今回のワークショップ受けてよかったと思いました。」

 

「戦争についての座学というものは、小学校の頃からやってたけど今回模擬体験を通じて感じる事ができて、より戦争に対しての恐ろしさを実感できた。僕も北谷町のピースメッセンジャーとして広島・長崎に行って平和学習を行なったけど、戦争に対しての知識は学ぶ度に増えていく様に感じた。そして自分がどれだけ無知なのかも実感できた。どんだけ勉強してもそれを体験した人たちの怖さや悲惨さは完璧には理解することはできないと思うけど、もっと知って後世に伝えていきたいと感じた。」

 

〇スタッフの感想

 ワークショップ中は、先生の協力もあり、スムーズに進めることができたと思います。

 まだまだ、私自身のファシリテーションの改善点はありますが、生徒の皆さんが一人一人、考え、積極的に発言をしてくたので、とても感謝しています。