はいたい、ぐすーよーちゅううがなびら!うなぁ沖縄の神山です。
2024年6月19日、沖縄県立真和志高等学校で慰霊の日特設授業「世界に羽ばたくうちなーんちゅ(海から豚がやってきた)」のワークショップを行いました。
前半は真和志高校の先生方の平和教育の発表、後半はうなぁ沖縄のワークショップのコラボレーションという形で、真和志高校の全学年416名に向けて100分間の授業を実施しました。
プログラム
- オープニング
- 先生方の発表
- 沖縄戦争移民クイズ
- フォトランゲージ
- 海から豚がやってきた
- 沖縄移民と戦争のお話
- グループ共有
- 感想
1. オープニング
まずは授業の流れと大事にしたいことを説明しました。先生方と神山が進行し、生徒たちに授業の目的を伝えました。
2. 先生方の発表
真和志高校の初任研の先生方が「高校生と戦争」をテーマに鉄血勤皇隊、ひめゆり学徒隊、特攻隊等について調べたことをスライドにまとめ、生徒たちに発表していました。
戦中に学徒たちがおかれた状況や生還した学徒たちが戦後、平和な沖縄を作るためにどのように活動したのかまとめられていました。
3. 沖縄戦争移民クイズ
沖縄戦から移民平和に関するクイズを通じて、沖縄戦の基本的な知識と世界のウチナーンチュについて学びました。ワークシートを活用し、少し難しい問題もありましたが、皆さんは友達と相談しながら一生懸命考え積極的に参加してくれていました。
4. フォトランゲージ
「海から豚がやってきた」に関する3枚の写真を使って物語を作り、いくつかのグループに発表してもらいました。グループ間での想像力豊かな発言や、写真に写っている英語の文字を読み取り、その意味を聞きに来てくれる生徒もいました。休み時間中もグループで写真について話している様子が見られ、多くの生徒が楽しんで参加してくれた様子でした。
5. 海から豚がやってきた
写真の解説を行った後、真和志高校の初任研の先生に「海から豚がやってきた」を朗読していただきました。生徒たちは、戦後にハワイのウチナーンチュが沖縄を助けるために行った行動について、静かに聞き入っている様子でした。
6. 沖縄移民と戦争のお話
映像を視聴し、世界のウチナーンチュや沖縄移民について学びました。短い映像でしたが、生徒たちは集中して視聴していました。
7. グループ共有
「私の気持ちシート」を活用して、個人で感じたことをグループで共有し、全体で発表しました。生徒たちは互いを尊重しながら自分が感じたことを話し合いを進めました。
出前授業を終えて
生徒たちからは今回の学びを通しての感想、あなたにできること、挑戦してみたいことなど以下の内容をいただきました。
- 「自分もこれをきっかけにいろんな人の繋がりを大切にしていき故郷を思う気持ちを忘れないようにしたいです。」
- 「挑戦してみたいことは、積極的に人と関わること」
- 「世界を変えることはできないかもしれない、でもみんなでやれば少しは動くとは思いました。」
- 「有名人などのように、大きなことを言ったり 行動に移すことは出来ないけど、 平和とはなんなのか、そのために小さくても自分なりにできることを探してやってみようと思います。 文化の継承も平和や世界中の人たちと繋がることのできる大切なことだと思うので 自分の経験を活かして将来過ごせたらいいなと思いました。」
- 「戦争は絶対に駄目と再確認が出来たし、今はまだまだ平和だと思えないけど、それでも平和にする為に、少しでもこれらの話を自分達の下の世代に話していくことが大事だと思ったし、もっともっと戦争について、知る必要があるとも思った。」
- 「沖縄特有の生命・文化・忘れちゃいけないものを絵に描きたい。自分の絵で、沖縄戦についてあまり知らない人に広めていきたい。」
- 「ハワイのウチナーンチュが豚などを送ってくれたと初めて知り今の沖縄があるのはその人たちのおかげなんだと感謝していかないとなと思いました。また、やっぱり戦争はしちゃいけないんだなと改めて知ったので戦争の恐ろしさを伝えていけたらなと思いました。」
スタッフからの感想
初任研の先生方と共に授業を実施する機会を得られたことは、大変貴重な経験となりました。打合せの段階から丁寧なやり取りをしていただき、チームティーチングのような形で授業を行うことができたことは、私自身にとっても非常に学びの多い時間となりました。
授業中、生徒たちが積極的に参加をしてくれたので、授業をしている側としてもとても楽しかったです。休み時間にも写真を見ながらグループで話し続ける生徒や写真に写っている英語の意味を質問しに来てくれた生徒もいて、素敵な生徒さんがたくさんいるなぁと感じました☺
真和志高等学校の先生・生徒の皆さん、ありがとうございました!